静電気トラブル
- 静電気トラブルを防ぐには、印刷室の湿度が最も重要です。
(例えば給紙不良、紙の不揃い、ちりや紙粉の付着など) - 必ず印刷機周辺を50%RH以上に設定してください。
(冬場の暖房時は温度調整も同時におこなってください) - 除電器を併用する場合、イオン化エアーが効果的ですが、湿度が40%RH以下では、十分には機能しません。
- 両面印刷の場合は、絵柄の軽い面を先に印刷してください。ユポの表面がインキで覆われるとインキが帯電します。
(上がり面印刷では、印刷機の周囲が60%RH以上になるように加湿してください) - 乾燥促進のためにIRヒーターを使用すると、その印刷機周辺の湿度が大幅に低下します。そのため排紙が踊ったり、スプレーパウダーの異常パターンの発生などのトラブルが起こりやすくなります。印刷機周辺を60%RH以上に設定してください。