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ユポ・コーポレーション開発研究所の新棟建設について

2018年12月1日

株式会社ユポ・コーポレーション(代表:代表取締役社長 藤原 英幸、本社:東京都千代田区神田駿河台)はこのほど、日本国内の生産拠点であり、国内外のユポグループ全体の研究開発をになう鹿島工場(茨城県神栖市東和田)の再構築の一環として、同工場敷地内に設置している開発研究所の新棟を建設いたします。新棟は鹿島工場の北側に新しく確保した隣接地に新設し、2018年に着工、2019年秋の竣工予定です。今回の開発研究所の新棟建設は、2019年の当社創立50周年の記念事業の一環でもあります。

現在、工場内に分散配置している各種パイロット・試作・試験設備を新棟に集約するとともに各種分析・検査機器も新たに導入し、バイオマス由来樹脂を配合した製品であるユポグリーンや、紙用油性インキで両面印刷が可能なユポなど次代をになう画期的な新製品開発のスピードアップを図ります。
また、工場内の開発関連設備の移設跡地には、将来の多品種・新製品生産に対応した生産設備を順次導入することで、将来の需要増に備え、生産能力の増強を計画しております。

現在の開発研究所は1971年に旧・王子油化合成紙研究所の工場内研究棟として開設されて以来、一貫して合成紙ユポの新製品開発や基材研究に取り組み、現ユポの前身であるFPペーパーの製品開発に始まり、ニューユポ、スーパーユポ、ウルトラユポをはじめ、近年では静電気の力で吸着する、ユポ静電吸着など、さまざまな機能を持った製品でお客様のご要望に応えてまいりました。近年、ますます多様化する市場要望やSDGsが提唱する環境配慮型製品への期待の高まりに対し、なおいっそう迅速かつ的確に対応するための製品開発力の強化を目的とし、会社創立50周年を迎える2019年に開発研究所新棟を設置することといたしました。

開発研究所 新棟の概要

  • 設置予定地は、鹿島工場隣接地
  • 鉄筋コンクリート造2階建 建屋面積1,375m2 (55m x 25m)
  • ベンチ設備及び各種実験室、評価関連設備、執務・会議エリアを配置
  • 総工費13億円
  • 完成/利用時期:2019年秋頃を予定
  • 施工会社:三菱ケミカルエンジニアリング株式会社
開発研究所 新棟 完成予定図

本件に関するお問い合わせ

ユポ・コーポレーション 管理本部 総務部