ユポの魅力を世界に発信し、
暮らしを豊かにしたい。

M.U. 海外部 マネージャー
2008年キャリア入社 政治学専攻(学士)
前職:日系航空会社の子会社にて、旅行会社に航空券の予約発券システムを提供

PROFILEプロフィール

キャリア

2008.9 - 2014.6

海外部

国内外の販売代理店を通じ、インド、オセアニア、韓国、東南アジア諸国に対する営業・マーケティングを担当。現地印刷会社、広告代理店、容器成形会社、ブランドオーナー等への代理店との同行もしくは単独訪問や展示会出展など


2014.7 - 2019.2

営業部 営業1グループ

国内パッケージ用途製品担当。代理店経由で、既存/新規の印刷会社、容器成形会社、関連機械メーカー、ブランドオーナー等への代理店との同行もしくは単独訪問や展示会出展など。両・親会社との営業関連窓口


2019.3 - 現在

海外部

インド、オセアニア、韓国、東南アジア諸国に対する営業・マーケティング活動。当社海外拠点(US、EU)とのグローバル営業会議の主催、グローバル顧客対応など

入社を決めた理由

大学生時代に政治やスポーツの世界等で、外国人の「我の強さ」が日本人と比較して格好よく見え、外国人への憧れが強くなったことが、就職活動の出発点となりました。英会話学校に通い始め、さらにネイティブレベルを目指して約1年イギリスに留学し、培った英語力と世界への好奇心、外国人と臆さずにコミュニケーションができる能力を活かしたいという思いで就職活動を開始。その結果入社したのが日系航空会社の子会社でした。担当することになったのは航空券予約発券システムについての問い合わせ対応業務でしたが、英語を使用する機会はほとんどありませんでした。年1回の上司との面談の場で、英語の使用頻度が高い、希望する部署への異動が可能な時期を確認したところ、早くても30歳前後になるだろうとのこと。当時の自身のキャリアプランには沿わなかったため、2年を過ぎたときに転職を決意しました。
ユポ・コーポレーションは、転職エージェントから最初に紹介された会社でした。「変わった名前の会社だな」というのが第一印象だったと記憶しています。説明を聞き、海外営業として英語を使って仕事ができること、営業未経験でもチャレンジの道が拓かれていることから応募を決意。前職の経験や年齢に関係なく大胆に仕事を任せてくれる方針に共感し、入社を決めました。

私の就職・転職活動

大変だったのは?

転職活動で大変だったことはありませんでした。当時はまだそれほど社会の厳しさや困難に直面していなかったからかもしれませんが、進みたい方向は明確だったのでためらいはありませんでした。社会で自身の持つ可能性がどこまで評価されるのかを測ることもでき、非常に有意義な活動となりました。

ここだけは負けない!と思ったポイントは?

確か履歴書に「私は賢いバカです」と書いた記憶があります。新卒ではその一文で落ちてしまった会社もありました。伝えたかったのは、私は自身の強みも弱みもさらけ出せる人間であるということ。弱みを指摘いただけることも自身の成長につながるとポジティブに考える“いさぎよさ”が私の武器です。また留学で身につけた、語学力とは別のコミュニケーションスキル、すなわち相手の心情を察するEQ(Emotional Quotient)の高さも私らしさを表していると思います。

INTERVIEWインタビュー

現在の仕事について

相手は世界。
チームの力で市場を切り拓く

合成紙メーカーのリーディングカンパニーとして、世界トップクラスのシェアを誇るユポ・コーポレーション。事業のグローバル展開を牽引しているのが私の所属する海外部です。当部はアジア・オセアニア地区への営業、マーケティング機能を担い、単年と中長期の販売予算達成に向け活動をしています。また北米と欧州の海外子会社と協業しながら、市場や顧客の情報共有を進めていくことも当部のミッションです。
基本的に海外顧客との取引は、国内外の販売代理店を経由して行っています。しかし実際に製品を使用するのは、販売代理店の先にいる印刷会社や加工会社のため、そういった顧客に直接製品をPRすることも重要です。特にアジアの新興国では合成紙そのものに対する認知・理解が進んでおらず、大量のサンプルをキャリーバッグに詰め込んでPR活動を行っています。そのような海外出張は平均して年に10回程。1回の出張で複数の国を訪問することも珍しくありません。直接お客様の声を聴くことを大切にしながら、ユポの海外市場を切り拓いています。

仕事のやりがい

個の成長によるチームへの貢献を通じ、
よりよい社会づくりを目指す

仕事の裁量が大きいため、自発的に行動すればするほど個人の成長を実感できることがやりがいの一つです。かといって放任主義ではなくしっかりと周りがサポートしてくれるので、自然と個としてだけではなく、チームのために貢献したいと思えるようになりました。紆余曲折を経て組織全体で大きな成果を挙げたときは、より大きなやりがいを感じます。一方で成果を実感したときやさらなるミッションに挑む際、なぜそれをする(した)のか、その動機づけこそ、やりがいの芯だと考えるようになりました。働くことは生きるため、家族の幸せのためでもあります。それを実現する上で限りある地球資源を消費したり、社会インフラの恩恵にもあずかったりしています。将来もこの環境を、より多くの人々にとって持続可能なものにするために、私自身もあずかった恩恵を社会に還元すべきだという使命感を抱くようになりました。企業にとって売上の拡大は大切ですが、お客様はもちろん、ユポをより多くの人々にお届けすることで、豊かさや快適さの実現に貢献することを一番大切にしたいです。
とある国の小学校では教科書を使い回すのが当たり前でした。3回ほども使い回された教科書は破れてボロボロになり、とても読みづらいものになっていました。しかし教科書にユポを採用いただいたことで、複数年間使い回されてもきれいなまま。その結果、子どもたちの学びの意欲も高まったと当時は伺いました。そのような貢献こそがやりがいであり、果たすべき使命だと感じています。

忘れられないあの仕事

志があるから、決して退かない

大量のサンプルを収めた特大のキャリーケース2台を引きずって私が向かったのは、インド・ニューデリー郊外の村。未整備の道をボロボロの車に揺られて約5時間、ようやく到着したのはプラスチック容器成形の会社でした。大口の商権を成約するために、非常に重要な局面です。ところが約束していたにもかかわらず、容器を成形するために必要な金型が用意されていませんでした。結果、その場で金型が届くのを待つことに。あたりの日は落ちて、工場の周りに野犬がうろつく中、ただひたすら準備が整うのを待ちました。深夜にようやく容器が完成したまでは良かったのですが、帰路の車中では疲弊した運転手が寝ないよう、英語も通じない相手を無理やり元気づけて、生きて帰ることに必死でした。苦労した甲斐があり、現在は大きなビジネスに育っています。
インドと対照的なのがオーストラリアでのビジネスです。判断のスピードが驚くほど速いのが特徴で、訪問してもお客様に付加価値を提供できないことが続くと、「もう来なくていい」とはっきり言われるほど。そのスピード感に応えなければならない緊張感の中で、取引を行っています。
商習慣はまったく異なっても、厳しさとやりがいという点では同じです。大切なのは決して諦めない情熱と、国ごとの習慣に合わせたコミュニケーション力。海外営業ならではの醍醐味だと思います。

これからの自分

ユポを、1人でも多くの人のもとへ

社員のチャレンジを応援してくれるのがユポ・コーポレーションです。これからも私はグローバル化が進む社会において、より多くの地域でユポを使っていただけることに尽力し、それによって世界レベルでよりよい社会づくりに貢献したいと考えています。そのために各地域に多くのパートナーをつくり、市場からの声を吸い上げ、ニーズに応える製品やサービスの開発にもつなげていきます。日々、目の前の業務に追われながらも、そうした志が薄れることはありません。
現在私は38歳です。当社の海外展開を最前線で支えつつ、マネージャーとして組織を牽引していく立場にもあります。将来は会社と市場全体を俯瞰できるように、自社のグローバル拠点と連携を一層密にし、活躍の場を拡げていきたいと考えています。それも私の志す社会貢献への道です。

SCHEDULE

1日のスケジュール

  • 9:00就業開始、メールチェック
  • 9:30顧客との商談
  • 10:30社内打ち合わせ
  • 11:30問い合わせ対応
    (資料作成、社内調整等)
  • 12:00昼食
  • 13:00顧客との商談
  • 14:00問い合わせ対応
    (資料作成、社内調整等)
  • 15:30社内打ち合わせ
  • 16:30問い合わせ対応
    (資料作成、社内調整等)
  • 18:00退社(業務が残っていれば残業)

PRIVATE

プライベートの過ごし方

2歳になる息子がいます。休日には近くの公園で一緒に走り回り、気持ちのいい汗を流しています。両親の家を訪ねたり、動物園に行ったりと、遠出をすることもあります。一方で最近始めたのが家庭菜園です。せっかくだから家の庭を使って楽しみたいと思って挑戦することにしました。ちゃんと野菜を育てていくのはこれから。今は息子と一緒に土いじりを楽しんでいます。

MY YUPO

お気に入りの「ユポ」

伝統的な製品で、幅広い用途が特徴のニューユポ。営業として提案しやすい点が気に入っています。最近では海外の大型案件で、ニューユポを提案して受注。とても大型のビジネスになり、社内表彰を受賞しました。

ニューユポは、厚さのバリエーションが豊富な汎用タイプの製品。屋外ポスター、一般ポスター、地図、飲食店メニュー、POP、カタログなど、多様な用途で使われています。

※事例の画像はイメージです。

MESSAGE

未来のユポメンバーへ

海外営業を志すなら、語学力はマストです。特に話す力は絶対に必要でしょう。大切なのは自信をもって臆さず話すことです。発音や文法は間違っていても大丈夫。伝えたいことを堂々とした態度のもと大声で話す、いわば“胆力”が重要です。
また漠然とでかまわないので、将来自分がどうありたいかという理想像をもっていていただきたいです。何を成し遂げたいか、どんな人間になりたいかという志は重要で、そこから会社選び、仕事選びを考えていただければと思います。欲張りでいいし、妥協する必要はありません。これはキャリア入社をお考えの方も同じです。目指すべき将来像があり、それに向かってのチャレンジとして転職があると思います。

※部署名・インタビュー内容は取材当時のものです。

OTHER PEOPLE他の社員インタビュー

WORK&PEOPLE

強い想いは、破れない。

新しい未来に向けてともに挑戦できる方を
お待ちしています。