| (1) |
インキの転移不良(多色機の場合)
発生胴よりも前の胴(1胴目あるいは2胴目)の湿し水が多過ぎて、ユポ®の上に水が残るため、それより後の胴のインキを受け付けなくなるからです。 |
| (2) |
インキの乾燥遅延
ユポ®の代わりに、ローラー上のインキが余分な水を吸収して、過乳化するからです。過乳化したインキの中の水は、蒸発するのに長時間が必要で、その間ドライヤーの働きを阻害するため、インキの乾燥が大幅に遅れます。また、裏付きを伴うことも多く、インキ密着・インキ皮膜強度も低下します。 |
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| 対策 |
| (1) |
ユポ®の印刷に適した湿し水を使うことが重要です。湿し水のメーカーと相談してください。特に、グリセリンを添加した湿し水などは、大変危険です。 |
| (2) |
水を最小限にすること。特に、1胴・2胴目の水を、紙の条件の時よりも絞ることが重要です。少なくする目安としては、画線部の小文字がからむ、あるいは、咬えサイドに汚れが出る直前まで絞る必要があります。 |
| (3) |
ベタ絵柄の焼き込み
上記(2)のトラブルは、文字・罫線だけといった、絵柄が少ないインキが、特に起こりやすくなります。例えば、版の余白部分にベタの帯を焼き込めば、ローラー上のインキをリフレッシュさせることができ、インキの過乳化の危険が減少します。 |